なすみの暮らしログ

私の一人暮らしの記録です

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卵巣嚢腫‐概要‐
卵巣嚢腫のはじまり
はじめの卵巣嚢腫
2回目の卵巣嚢腫

開腹術後の傷について まとめ②

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傷の治療 について

傷跡の治療

2回目の入院のときに婦人科外来のカウンターにレディケアのパンフレットが置いてあるのを見つけました。

レディケアとは傷跡治療に使用するシリコンゲルシートのことです。

それによると日本人は肥厚性瘢痕・ケロイドになりやすい体質で放っておくと34%がそうなってしまうようです。

また、下腹部やへそ付近は肥厚性瘢痕やケロイドができやすい部位だと書かれていました。

 

≪テープを貼る目的 
  • 傷口が広がらないように固定する
  • 衣類と傷口がこすれないように保護する
  • 紫外線による色素沈着の予防

肥厚性瘢痕・ケロイドを予防するためには術後1~3か月は保護、固定するのがよいようです。

テープはシリコンゲルシートや剥離刺激の少ない医療用テープを使用することが推奨されいています。

カウンターにパンフレットが置いてあったレディケアはこれです。

シリコンゲルシートです。

医療用テープはこれをすすめている病院が多いです。

アトファインもよく見ます。

このテープは私の働いていた病院でも肌に優しいテープとしてよく使用していました。

たまにセロハンテープ代わりに使用して師長さんから「このテープは高いんだから、ダメ!! 」とよく注意されたな。

あの頃は値段なんて知らなかったから・・・

 

≪傷の治癒の過程≫
  1. 術後1か月は傷のなかの細胞がしっかり傷をくっつけようと活動が活発になる。
    傷跡はだんだん赤くなる。
    「増殖期」と言われる
  2. その後は徐々に活動がおさまり、赤い色が薄くなる。
    「成熟期」と言われる。
  3. 傷が安定するのに半年から1年かかる。

資料によって期間は多少違いますがだいたいこんな感じでした。

術後1か月間はステリストリップでしっかりと傷を固定したのも退院後1か月間は仕事を休むように言われたのも「1か月」という根拠の一つはここにあるのかなと思いました。

 

傷跡いろいろ 

私は病棟で過去に手術をした患者さんを何人も看護しました。

患者さんによって傷の部分が膨らんでいたり平坦だったり、色素沈着していたり白かったり、目立つ傷もあればすごく薄くてよく見ないとわからない人もいました。

人によってはそんなに傷跡のことを気にかけない人もいるでしょうし体質やどんなケアをしたのかにもよります。

自分の傷はどの人のようになるのかなと思いながらテープを貼っていました。

  

私の傷のその後

今の傷の状態

私の場合、傷に合わせて細長く切ったテープを貼っていたので傷口が広がらないようにしていたとは言えません。

しかし、薬の効果があったのか傷はきれいのようです。

私の傷は白いです。

おなかの真ん中に白い線が走っているように見えます。

手術から3年後くらいに先生から「傷はきれいだね」と言われました。

ただ、他の人の傷がどのように経過しているのかわからないので本当にきれいなのか、お世辞で言ってくれたのか判断できません。

それ以降もずっと同じ状態で経過しています。

 

はじめの状態からどのように変化したのかもっと細かく記録しておけばよかったなと思いました。

この時はまだブログを書くなんて考えていなかったので、残念。

 

 

 

痛みについて 

痛みについてはどの時期にどのくらい痛かったかという記録をほぼしていませんでした。

痛みはどんどん楽になりますが、昨日と今日を比較しても変化がないからです。

1か月おきに記録しておけば変化がわかりやすかったかもしれません。

私は痛みについては傷よりも関心は薄かったんだと思います。

痛みは一時的なもので傷はずっと残るものだからです。

痛みは術直後がピークで右肩下がりに楽になっていくことを知っていました。

それに痛ければ痛み止めでおさえることが出来ます。

職場環境にも恵まれていたので痛くてつらい時は同僚に頼ればいいと思っていました。

 

痛みの感じ方は個人差があるし、どんな手術をしたかによっても変わってくるので一概にこうですと言えません。 

 

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私の痛みの経過

あまり参考にならなさそうですが。

術後2、3日目はロキソニンを1日の上限(4回)飲んでも痛みがつらいと感じていました。

術後4日目からロキソニンで疼痛コントロールができているかなと感じました。

退院後にはロキソニンは飲まなくなっていました。

痛みがなくなったわけではなく動いて痛くなってもその痛み具合が薬を飲むほどではなかったからです。

退院後1か月間は内服した日を手帳に記録していましたが下剤を飲んだ日しか書いていません。

便秘になるといきむときに腹圧をかけるのでそれが痛かったからだと思います。

退院1か月後から少し負担を軽減してもらって仕事を再開したのですが「おなかにベッドの柵があたると痛い」と記録がありました。

このころはおなかに何かあたるとまだ痛みが増してこわかった記憶があります。

キッチン台やシンクにもよりかかれませんでした。

 

退院2か月後からは夜勤も再開して完全復帰しました。

このあたりの日記には何も書かれていないので特に問題なく仕事をしていたんだと思います。

 

少なくとも1年くらいはたまに傷のあたりがピリっとすることがたまにあったような気がします。(もっと長かったかも。)

手術から約6年半後に2回目の手術をすることになるのですがこのころは全く何も痛みは感じないようになっていました。

 

どうでもいいことですが

ブログを書きながら「傷」と書くか「創、創部」と書くかと迷いました。

患者さんと話しをするときには「傷」と言うけれど医療者同士ではあまり言いません。

私は新人の頃、攝子(せっし)のことをピンセットと言っていたら先輩に「あなたはもう看護師なんだからピンセットだなんで言わないで。素人じゃないのよ」と注意されたことがあります。そのことを「傷」と書くたびに思いだしました。

考えた結果、今回は患者の立場でブログを書くので「傷」にしようという結論になりました。