なすみの暮らしログ

私の一人暮らしの記録です

なすみの暮らしログ

卵巣嚢腫‐概要‐
卵巣嚢腫のはじまり
卵巣嚢腫手術入院の持ち物
卵巣嚢腫の入院費

卵巣嚢腫の腹腔鏡手術 ①前半戦

f:id:nasumiblog:20210104182505j:plain

*私が入院したのはコロナ前です。

10 / 31
( 入院2日目 )
 

 

手術日・術前の予定
  • 起床後ストッキングを着用する
  • 9時頃より点滴をおこないます
  • 11時頃から手術の準備をします
  • 手術の開始時間は12時頃
  • 朝から飲んだり食べたりできません
  • ご家族は手術までにお越しください

 

 

手術当日の朝 

手術日の朝はよく晴れていました。

廊下側のベッドでも明るくて朝を感じることができました。

昨日の夜中に入院してきたのは若い妊婦さんでした。

発熱と食欲不振、そして安静にしないといけないために入院したようです。

それにしても0時頃に入院するなら一晩は個室に入ってもらってもよかったのではないでしょうか。

私、今日手術だから夜はしっかり寝て身体を休めたかった。

 

今日、手術だって思うと落ち着きません。

気分がハイです。

お掃除のおばさんがゴミを集めに来てくれたので挨拶をして部屋の前の廊下をふらふらしていました。

そしたら、おばさんと目があいました。

今日、私、手術なんです

と声かけてみました。

あら、あなた、どこも悪くなさそうなのにね
そう、手術するの
がんばるのよ!

と声をかけてくれました。

エールがうれしい😄

 

ナースがこない・・・

手術をするので点滴を挿入してもらわなければなりません。

手術の時の針って太いのをいれるのでちゃんと入るか不安です。

しかし、自分で見ても血管がわかりにくい手です。

 

9時には病室にいるように言われていましたのでその通りにしました。

しかし、待てど暮らせど何の音沙汰もありません。

麻酔科の先生から10時頃までならお水やお茶なら少し飲んでよいと言われていました。

点滴を入れてもらったらデイルームに行ってお茶しながらリラックスしようと思っていたのに・・・

本日の担当ナースが挨拶にすら来ない。

何をやっているのかな。

でも忙しくしているだろうところにナースコールするのも悪いしな・・・

ナースコールしようか?

待つか?

ああどうしよう。

イライラします。

手術のことにのみ集中したいのに・・・・・・他の事で煩わされたくない。

結局ナースコールすることなくずっと待ちました。 

そしてやっと10時すぎに点滴をいれに来ました。

本日の担当ナースではない人が・・・

「予定より遅れてすみません」と言ってくれれば留飲もさがりました。

もちろんそんな一言はありませんでした。

 

点滴が入らない

一人目は若手のナース。

「前の手術のときはこの辺にいれました」と一応教えてあげました。

しかし、全然見つからないようです。

時間をかけて血管を探してもちょうどよい血管が見つからず手首付近に入れてみることにしたようです。

「そこに入れたら不便だよー」と思いましたが仕方ない。

しかし、針は血管には触れたようですがうまく挿入できなかったようです。

「あ、あー、ちょっと・・・抜きますね・・・」

「別の人に交代してもらいます」と去っていきました。

 

二人目はさっきのナースよりもベテランさん。

「じゃあ、ちょっとみてみますね」と血管を探しはじめました。

このかたも、念入りに探していますが見つからないようです。

左右に1回ずつ刺してみますが血管にかすりもしませんでした。

「入らないですね、先生に伝えてみます」と去っていきました。

 

三人目で主治医が登場しました。

RPGでいうラスボスみたいと思いました。

「血管ないんですねー」と言いながら探し始めます。

「前の手術の時はこの辺にいれました」と3回目の説明をしました。

はじめは「そこはわかんないね」と言って見向きもしませんでした。

しかし、他の部位にも見つけられずもう一度その場所で探し始めました。

「んーんーんー・・・あ、ここかな、なんとなくかすかにあるような、ないような。でも入るかな? んー」と言いながらトライ。

「あ、(血液の逆流が)きた、大丈夫かなー」といいながらゆっくりと針をすすめています。

「入りました」と言われたときはほっとしました。

何回さすんだと思いましたが4回目で成功。

 

痛かった・・・

最終的には手を動かすのに邪魔にならないところに入ったのでよかった。

 

ちなみに手術時に太い針で点滴を挿入するのは、術中に起こりうる身体の状態変化に対して適切に薬剤を投与するためです。

針が細いと必要な輸液の量が身体に入っていかないことがあります。

針の太さは20G(ゲージ)を使用します。

針の根本がピンク色になっています。

通常の点滴であれば22G、青色

血管が細くてという人には24G、黄色のものが使用されます。

 

f:id:nasumiblog:20210104160911j:plain

 

 

 

手術

手術予定は12時頃ですが、オンコールです。

以前と同じように父は予定の30分前くらいに到着して、病棟の入口付近の椅子でまっていました。

父に術後に主治医から手術の説明をされるとき私の腫瘍を写真にとっておいてと頼みました。

もちろん父は「そんな・・・いやだよ」と拒否しました。

そんなの知りません。

デジカメを押し付けておきました。

 

私は手術着、弾性ストッキング、パンツ、パジャマのズボンという姿で呼ばれるまで自室で待機していました。

待っている時間がなんとも言えず落ち着かない。

手術にはほぼ時間通りに呼ばれました。

ナースが声をかけてくれ手術室に歩いて向かいます。

父も手術室の入口まで一緒に移動し、私は手術室へ、父は待合室です。

手術台に自分で上ります。

「点滴から薬をいれるときにぴりっとしますよ」と声を掛けられました。

そのとおりに点滴の刺入部がぴりっとしたと思ったらすぐに意識消失しました。

 

手術終了(14:30帰室)

目覚め

意識消失してから数秒後に水の底から急浮上するような感覚で、真っ暗ななかからぶわっと目が覚めました。

私の時間感覚では一瞬で手術が終わったという感じです。

ぶわっとしたのと同時にのどから管が引き抜かれました。

うげーって思いました。

すぐに咳が出始めました。

そして、何回か咳したなと思ったらふっと意識が途切れ、次に気が付いた時にはもう病室に戻っていました。

 

病室で意識が戻ったと感じると同時に咳が出はじめました。

耳ははっきり聞こえ、頭のなかも比較的はっきりして周囲の状況も把握できる状態になりました。

しかし、くちも含めて身体は思うように動きません。

頭と身体がうまくつながっていないという感じがしました。

それに目が悪いので裸眼でわかるのは人のシルエットだけです。

 

付き添い(父)は・・・ 

父がベッドサイドに置かれた椅子に座っている姿がぼんやりと見えました。

浴衣ははだけるし、よれよれの姿なので見られたくない。

それに父は何の役にもたたないのでもう帰ってもらいたい。

いても何をしていいかわからずただ私を眺めているだけです。

付き添いのお礼を動きにくい口で言い、何かあればメールするからと伝え帰ってもらいました。

メールをする気はありませんでしたが周囲の目もありあまり邪険には扱えません。

「あ、じゃあそうして」とそそくさと帰っていきました。

 

この文章だけだと父へのあたりが強すぎると感じる人もいるかもしれません。

しかし、今までの私に対する父の言動にそれ相当のものがあるのでこうなってしまうのです。 

 

帰室時の身体状況
  • レンタルの浴衣
  • 術後用のパンツ
  • パット(産褥用のもの)
  • 弾性ストッキング
  • 酸素マスク
  • 尿管
  • 点滴
  • 心電図

 *術後用のパンツとは・・・

T字帯タイプのパンツです。

紙製で使い捨てです。

マジックテープでとめており寝ている状態でも開くことができます。

創部の確認や不正出血の有無を簡単に確認できます。

 

絵にするとこんな感じです。

 

f:id:nasumiblog:20210104160907j:plain

 

後半に続きます。