なすみの暮らしログ

私の一人暮らしの記録です

なすみの暮らしログ

卵巣嚢腫‐概要‐
卵巣嚢腫のはじまり
はじめの卵巣嚢腫
2回目の卵巣嚢腫

退院(予定より1日早い)

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*私が入院したのはコロナ前です。

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( 入院5日目 )
 

 

退院日の予定
  • 目標:創部に問題がなく退院できる
  • 目標:退院後の生活が理解できる
  • 退院診察があります
  • 医師が診察して異常がなければ傷の保護なしでシャワーに入れます

診察は昨日すんでいます。

今日は休診日で主治医もこないそうなので会わずに退院です。

入院診療計画書からは術直後のシャワーには創部の保護が必要だったと読み取れるけど、傷の保護については何も言われませんでした。

昔のものを直さずそのままにしちゃっているのかな。

 

 

 

 

朝ご飯は外を見ながら

ご飯を食べるときくらい外の風景が見たいなって思いました。

廊下側はやっぱりつらい。

カーテンに囲まれながらの食事はもう嫌だ。

私のベッドから対角線にあるベッドには誰もいません。

窓にはレースのカーテンがしてあります。

そしてベッドの周りを囲うカーテンは私のベッドとその窓のあいだでまとめられていてとっても邪魔です。

そこのベッドのカーテンをずらせば外が見えます。

そして昨日夜は夜の風景を見ながら夕飯を食べました。

今朝も同じようにしようとカーテンをずらそうとしたら、若い妊婦さんと目があいました。

彼女もその空いているベッドの方向のカーテンを開けていたからです。

一瞬、気まずい空気を感じましたが「朝ごはんの時だけ開けさせてもらいたくて」と言うとうなずいてくれました。

この日もとても晴れて天気がよく、すごくさわやかな気持ちで朝食をとることができました。 

 

もっとおしゃべりしたかったな

退院ですが落ち着かなくて朝から廊下をふらふら歩いていました。

今日も病院は休診日なのでなんとなく静かです。

廊下で昨日の夜に話をした人に出会いました。

彼女の同室の患者さんと3人でいて、3人とも同室で乳腺科の患者さんだそうです。

お先に退院しますと挨拶をしました。

「もっといろいろ話したかったわ」と言ってくれました。

そして初めて顔を合わせたお二人も「あらー、退院なのね、お大事にね」と言ってくれました。

こっちの大部屋だったらよかったのになと思いました。

楽しそう。

 

荷物を整理していたら同室の若い妊婦さんから声をかけられました。

声をかけられるって思っていなかったので驚きました。

「お世話になったので」とアメをもらってしまいました。

入院中、私は2回ほど彼女に声をかけていました。

しかし、結局なんの役にも立てなかったので気を使わせちゃって悪かったなと思いました。

 

同室の妊婦さんと役立たずな私との交流

術後1日目の夜、妊婦さんのベッドから面会の家族との会話が聞こえてきます。

どうやらインスタントのスープを飲むためのお湯がなくて困っているようです。

この病院の最大に不便なところは熱湯がないことです。

普通は給茶機が置いてあって、お茶やお湯を自由に飲めるようになっていると思いますがここにはありません。

入院案内のときに、お湯はデイルームの水道からしか出ませんと言われました。

熱湯ではなく、家庭にあるお湯と水が分かれて出るタイプの古い水道の仕様で最大に熱くしたとしても、飲むにはちょっとぬるいです。

インスタントに使うとしてもぬるいですがないよりはいいかなと思って声をかけてみました。

そのお湯を利用してみたようですが、やっぱりぬるすぎたみたいです。

 

次の日の朝のことです。

暖房がかかっているとはいえ朝は冷えます。

食事にはあったかいお茶がついてきますので身体があったまります。

「お代わりはもらえるんですか? 」と彼女がナースにたずねていました。

しかし、冷淡に「ありません」と言われていました。

そんな言い方しなくても・・・彼女が可哀そうと思いました。

あたたかい飲み物が飲みたければ自販機で買うしかありません。

でも彼女は病室から出ることを禁止されています。

「よければ、代わりに自動販売機であったかいの買ってこようか? 」とまた余計なくちを出してしまいました。

彼女は突然話しかけられたことに驚いたような表情をして、

「あ、大丈夫です」と言いました。

驚かせて悪かったな、反省。

 

食事には毎回お茶がついてきますが、ついてくる湯飲みがすごく小さいのであっという間に飲み終わってしまいます。

もう少し大きな湯飲みにしてくれるといいと思いました。

前回の入院時は患者が持参したコップに助手さんがお茶を汲みにまわってくれていました。

個人的には「たくさん入れてください」とか「半分くらいでいいです」とかその場でリクエストできるのでそちらのほうがよかったです。

 

このように彼女に対してなんの役にもたてませんでした。

それなのに、お世話になりましたと言われてとても恐縮しました。 

  

休日の退院手続き

そういえば昨日、ナースが入院費を後で伝えますねと言っていたのですがその後来ませんでした。

今日の担当ナースに聞いてみました。

「ちょっと確認してきます」と小走りにナースステーションに戻っていきました。

そして「昨日は休日だったので事務からお知らせがこなくて、今日も休みの日なのでお支払いはできない」ということがわかりました。

次の外来で支払うことになるので今日は書類にサインだけすればよいそうです。

自分もそうだったけどナースってこのような事務手続きってちゃんと把握できていません。

こうして事務の人がいないときに自分であちこちに聞いてまわって初めて理解してたなーって振り返りました。

 

 

 

意外と混んでる 

午前中に退院します。

前回、荷物を全部持って退院のお支払いをしましたが身動きがとりにくかったです。

今回は荷物は病室に置いておき、手続きだけ先に済ませてしまおうと思いました。

そのくらいの時間の猶予はあるでしょうと思い一応ナースに声をかけておきました。

身軽な感じで救急外来の受付まで下ります。

10時少し前に救急外来に行きました。

休日なのに私以外にも退院の手続き、入院の手続きをする人で狭い空間が込み合っていました。

手続きする人は多いのに受付には一人しかいなくて、事務の人も大変そうでした。

入院時に保証人の書類を提出しているのですが、今度は「診療費請求確認書」という似たような書類に住所氏名を記入するように求められました。

 

病棟からも入院生活についてのアンケートをもらっていたので記入しておきました。

直接ナースに渡すには正直にいろいろ書きすぎています。

ナースステーションの前にアンケート回収ボックスがありましたが、今日入れたら私が出したことは明らかです。

外来にご意見回収ボックスがあったのでそこに入れておきました。

これで手続き終了。 

同室の若い妊婦さんと本日の担当ナースに挨拶をして病棟を出ました。

あー退院だ!

やっほー!!

 

どうやって帰ったか

一人で帰る

父が来ても、その言動にイライラするだけだろうから迎えは必要ないと言ってありました。

前回の入院時(コロナの前)にさも当たり前のように「(退院の時は迎えに)行かなくていいでしょ」とか言い放ったからね。

絶対忘れない。

 

ギリギリまで迷う

私の選択肢はタクシーかバス+電車です。

タクシーだと家まで8,000円かかります。

そんなに払うのはもったいないと思ってしまいました。

荷物をもって病院の入口までおりてきてからもどうしようか悩みました。

しかし、けちな気持ちが勝ちました。

荷物はぎゅうぎゅうに中身がつまったリュックとボストンバックです。

本当は宅配便で送ろうと思っていたのですが、コンビニに手荷物用のビニールの入れ物がおいていなかったので諦めました。

予定が狂いました。

アドリブがきかない性格なので他に方法が思いつきません。

仕方なく持って帰りました。

重いものを運ぶのはまだNGです。

これで傷がどうかなったら先生に顔向けできない。 

でも、根拠のない自信があったので気にせず病院を出ました。

 

バスと電車で帰る

バスはガラガラだったので問題ありませんでした。

ただ、また乗り間違えました。

バス停で一緒に待っていた人も同じように乗り間違えたようです。

バスの中をキョロキョロしていたので、私と同じようにちょっと焦ったのでしょう。

終点は電車の駅です。

電車を乗り継げば帰れるのでバスに乗ったままにしました。

 

電車は混雑とは言わないまでもまあまあ人がいました。

乗っているときや乗り換えをするときは荷物が大きいので人に当たらないように歩くのに気をつかいました。

まだ、手術の影響で疲れやすくなっているので普段よりもだいぶつらかったです。

途中でちょっと無茶だったかと心が折れかけましたが、頼る人はいないので自分で自分を励ましました。

 

無事帰宅

家についたら、プツっと緊張の糸がきれました。

疲労と気が抜けてしまったのとで着の身着のまましばらく動けませんでした。

ぼんやりしていたら眠くなってしまいました。

その辺に上着や防寒具を脱ぎ散らかして、数時間ねてしまいました。 

 

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久しぶりの自分だけの空間です。

日常に戻ってこれたと思いすごくほっとしました。