*私が入院したのはコロナ前です。
( 入院4日目 )
- 目標①:痛みがコントロールでき歩行することができる
- 目標②:腸の動きが良好で排ガスがある
- トイレ、洗面に歩けます
- シャワーを浴びることができます
一番気になるのはのどのイガイガ
咳はだいぶ減ったと自覚があります。
しかし、のどの違和感はまだまだ残っています。
私は甘いものは好きですがアメは好きではないので普段はなめません。
でも、まだのどがイガイガなのでアメが手放せません。
早く回復してほしい。
採血がとりにくい
採血は明日の予定でしたが、退院が1日早くなるかもしれないので今日に前倒しされました。
私は採血をする血管も見えにくいです。
ただ、1か所だけまぁまぁの血管があり採血を失敗されたことはほぼありませんでした。
しかし、ここにきて全然血管がでなくなったようです。
2回失敗され、3回目に初めて手背から採血されてしまいました。
血液の出が悪かったようですがなんとかとれたようです。
手背は肘の内側から採るより痛いらしいですがすでに2回失敗されています。
「もうどこでもいいから採って終わりにしてくれー」と思っていたので特別に痛いということはありませんでした。
診察
今日は土曜日で病院は休診日です。
しかし私の主治医は当番のため出勤だったそうです。
この診察で退院の可否が下されることになっていますが、退院はほぼ確定でしょう。
診察では肛門からプローブを入れてみると言われました。
以前できなかったことは言ってあり先生も知っていますが、
「お腹から(のエコー)は見えにくいし、そっちからできたほうがいいんだよね」と言われました。
試してみてもいいかと思いやってもらいました。
以前はもっと違和感が強くてお尻が動いてしまってできませんでした。
しかし、今回はなんとか我慢できました。
先生に言わせれば「肛門からできないなんてことはない」そうですが。
エコーの結果も問題なく、退院許可がおりました。
のどのイガイガが楽にならないので、もしかして私ののどには異常があるのではないかと不安になっていました。
先生に挿管するときに気管になにか異常はなかったか聞いてみましたが、
「特になかったと思うよ。入れるときになにも言ってなかったと思う」と言われました。
私は肥満体ですが太っていることで手術はやりにくくなるのか聞いてみました。
先生は「腹腔鏡なら別にないかな」と言っていました。
私の前ではっきりとは言えなかっただけなのか・・・どうなのかな?
傷への対処
前回の手術の時に傷に対して内服薬と貼り薬をもらっていました。
今回の傷は前回の傷に比べたら本当に小さいです。
でも傷があることには違いないので、何も対処しないのはいやでした。
先生に前回もらったドレニゾンテープがまた欲しいとお願いしました。
先生は特になにもしなくていいと思っているようですが、希望するなら拒否する理由はないしという感じで処方を出すことを了承してくれました。
今はまだ傷にテープが貼ってあるので、次回再診時に処方をだしてくれることになりました。
シャワー浴
シャワー室は一つしかなくて、一人30分です。
使いたい時間をナースに伝えて空いているかどうか確認してもらいます。
知らない場所で裸眼でシャワーを浴びるのは怖い。
持て余していたワンデイのカラコンを持って行きました。
買ってはみたものの使う機会がなくて持て余していたのでちょうどよかったです。
体中べたついていますので早く入りたい。
私の病室の目の前がシャワー室だったので、今か今かと待ちます。
私の前の人が時間通りに出てくれなかったのでそわそわしました。
シャワー室は1畳くらい、脱衣所は1.5畳くらいで狭いです。
ちょっとした棚があるのでそこにもってきたシャンプー等を置いて使えます。
シャワー用の椅子が置かれているけれど、見知らぬ人が裸で座っていると思うと使えません。
傷は3か所、おへそとお腹に数cmの傷があります。
それぞれにステリストリップというテープが貼られています。
このテープは濡らしてもいいのでそのままシャワーを浴びます。
ボディソープで洗っても大丈夫。
傷は全く痛くありません。
シャワーは2日ぶりですがすごく髪の毛が抜けます。
薄毛になってしまわないか不安なほどに抜けました。
自分に与えられた時間は30分しかないのでとにかく時間が気になってしかたありません。
私にしたらすごいスピードでシャワーから上がって着替えました。
焦ったので疲れましたが、久しぶりのシャワーだったのですっきりしました。
とても疲れやすい
シャワー後、髪を乾かしてすぐ昼食になりました。
いつも通り食べ始めますが、だんだん疲れが増してきて座っていられないくらい身体が重くなりました。
半分ほど食べたところで一度ベッドに横になって休みました。
食べることに疲れて一休みするなんて初めてです。
咀嚼も顔周りの筋肉がすごく疲れて休み休みでないと食べられない。
自分で自分にびっくりです。
食事は上げ膳据え膳ですが、はやいと20分くらいでさげにきます。
普段なら10分もあれば十分です。
しかし、術後は食事をするだけでもすごく疲れるので休み休み食べていました。
このときも含め20分では食べ終わらないときもありとても焦りました。
お通じがあった
前回の手術の時は便通にいろいろ悩まされました。
なので今回も便が出るかどうか、そして硬すぎたり緩すぎたりしないか心配でした。
普段よりも水分補給をこまめにして、少し歩いては休んで、便意があるかどうか自分の身体にとても集中していました。
そしてやっと便が少しだけ出ました。
腹圧をかけてもおなかの傷は痛まないし便もちょうど良かったので安心しました。
退院の説明
明日は午前中に退院します。
ナースから退院後の注意点が書かれた書類をもらいました。
書類にそって説明してくれました。
もらった書類はこのようなものでした。
- 退院療養計画書
- 退院時のお会計の流れが書かれたもの
- 「婦人科の手術をされた患者さんへ」
出現すると予測される具体的な症状が書かれていました。
⑵ 退院後の生活について
家事や活動、夫婦生活について書かれていました。
開腹手術と腹腔鏡手術では身体の負担がだいぶ違いますが 前回の開腹手術の時にもらったものと同じプリントでした。
同室者
今日は土曜日です。
同室の若い妊婦さんのところにはお昼過ぎからお友達が来ています。
若者の会話が絶え間なく続きます。
私は今日はシャワーと食事で疲れていたので静かに休みたかったのですがたまに声が大きくなったり笑い声だったり気になります。
彼女は病室から出れらないので、私が出ることにしました。
廊下を歩いたり、コンビニに行ったり、外来の掲示板を見て回ったり、病室を出ては疲れて戻ってくるということを繰り返しました。
ちなみにもう一人の妊婦さんは30歳前後くらいの人ですが、すごく静かな人です。
もう一人の同室者だった貧血のおばあさんは昨日退院しましたので窓際のベッドが一つ空いています。
どうやら若い妊婦さんが窓際のベッドにうつりたいようで、三連休明けに移るようです。
私も入院が長ければ絶対窓際にうつりたいですが、もう明日退院なのでこのままで問題ありません。
休み明けと言わずうつしてあげればいいのに。
病院側が彼女より先に入院した私に遠慮しているのかな?
夜のおしゃべり
今日も20時をまってデイルームに行くことにしました。
廊下で昨日話した患者さんと会いました。
今日は上の階のデイルームに行こうと思っていたので誘ってみました。
「いいのかしら?」とちょっと不安顔のその人を連れてエレベーターに乗ります。
上の階のデイルームには誰もいませんでした。
「あらー、眺めが全然ちがうのね! それに誰もいないわね」と
今日も30分くらいお話ししました。
彼女の病室に数十分前に緊急入院してきた人がいるようです。
ご家族は荷物を取りに一度家に戻ったそうで、消灯までにその患者さんの体調も含めいろいろ落ち着くのか心配していました。
私の病室でも手術前の夜中に入院した人いましたよと話しました。
「夜に入院するなら一晩は個室にでも入ってもらえばいいのにねー」と同じ意見だったのでとても盛り上がりました。
私が以前働いていた総合病院では夜間の緊急入院は1晩HUCに入り、次の日の日勤で病棟に上がっていました。
夜間の病棟への直接の入院はほぼありませんでした。
こんな夜に病棟への入院なんて、夜勤はすくない人数でやっているというのに看護師さんは大変だなって思いました。
病院食の感想を言い合う
病院食は美味しくないという意見もありますが私は美味しかったと思うし満足しています。
ただ、不思議なメニューがあったり組み合わせがちぐはぐな感じの献立だったりつっこみどころ満載という感じでした。
私は同室者とは全然会話がありません。
食事の話題を誰かと共有したいって思っていました。
私は料理をしないので料理名を知らないだけかと思いましたがお話した人も同じ意見で、それでまた盛り上がりました。
明日、退院なので夜のおしゃべりはもう終わりです。
楽しかったので名残惜しいです。