なすみの暮らしログ

私の一人暮らしの記録です

なすみの暮らしログ

卵巣嚢腫‐概要‐
卵巣嚢腫のはじまり
卵巣嚢腫手術入院の持ち物
卵巣嚢腫の入院費

退院1か月後の受診(病理検査結果)

f:id:nasumiblog:20210104182906j:plain

8 / 28

 

 

傷のこと 

傷のテープは全然はがれない

退院をするときには傷にステリストリップというテープが貼られている状態です。

テープは自然にはがれるまではったままにしておきます。

はがれたら、はがれたままです。

しかし1か月間ぴっちり貼り付いて全くはがれませんでした。

 

受診前日にテープをはがす

はがしても問題ないだろうと思ってシャワー後にテープを一枚一枚ゆっくりはがしました。

かなりしっかりついており自然にはがれることなんてあるのかなと思いました。

はがしてはいけないなら明日の受診の時にまたはってもらえばいいだけです。

 

受診 

まず採血(腫瘍マーカー)をしてから診察でした。

診察では体調と傷の具合を確認するのみで、エコーはしませんでした。


病理検査結果は・・・

病理検査の結果は「境界悪性」でした

f:id:nasumiblog:20200806143217p:plain

フリーズしました。

退院前に先生からたぶん「良性だろう」って言われており安心しきっていました。

職場のみんなにも「良性でした」って手紙も書いたし。

今日も「良性だったよ」とお墨付きをもらうつもりで来ていました。

全くの想定外の出来事に事態が呑み込めません。

「境界悪性」という言葉も初めて聞きました。

「悪性」という単語がついているってことは・・・悪いの・・・?

 

先生の一言で一気に視野がせばまりました。

頭の中は歯医者さんで麻酔した後の感覚になりました。

見たり聞いたりしているんだけど、全然処理されないって感じです。

 

「境界悪性」って何さ

細胞がちょっと変化している状態で悪性ではないが良性とも言えないのが境界悪性

だそうです。

何を言っているの?

なんだかよくわかりません。

 

今後の方針

追加の治療はありませんでした。

良性であれば外来受診は半年後までで終了だったそうですが、境界悪性だったので今後5年間半年に1度の受診をするように言われました。

そして今後は内診、経腟エコーは行わずCTで診ていくことにしましたと言われました。

これはほっとした半面、他の人ができることができないということなのでなんだか女性として落ちこぼれたと感じ自分にがっかりしました。


傷への対処

私はこの病院の初回受診のときにとにかく傷が残るのがいやなんだと訴えました。

「傷の残りにくい縫合をするから大丈夫ですよ」と言われましたが不安は残りました。

先生は考えておくねと言ってくれました。

傷の対処に関しては知識ゼロですべて先生にお任せ状態でした。

当時の私に「ナースなんだからそのくらい調べておけ」と言いたいです。

傷の経過が良好であることを確認され処方箋をもらいました。 

  

≪処方された薬≫

・リザベンカプセル(抗アレルギー薬)
 アレルギーの薬が傷に効くなんて知りませんでした。

・ドレニゾンテープ(ステロイドが塗られているテープ)
 初めて知った薬ですが、ステロイドですし効果ありそうと思いました。

・ヒルドイドソフト(保湿作用のあるクリーム)
 瘢痕やケロイドに効果があるそうです。

 

私の今回の受診目的は「傷の確認をしてもらい、薬をもらう」だけだったはずでした。

しかし「境界悪性」という言葉に私は支配され他のことが頭に入ってこない状態でした。

 

 

 

帰り道

「境界悪性か・・・」と落ち込んだ気分でバスに乗り込みました。境界悪性がなんなんだかよくわかりません。混乱しています。

「良性だったよ」って言われるはずだったのに。

なんでこんなことになった?景色がなんだかよどんで見えました。

 

いろいろ考えていたら悪いほうに考えが進んでしまい涙が出てきてしまいました。

バスがガラガラでよかったです。

とりあえず追加治療はないので父には言う必要はありません。

必要になった場合に伝えようと思いました。

 

はっきり言えない理由

よくブログに医師から「手術しないと良性か悪性かはわからない」と言われた。

「はっきりして欲しい」というような記述があります。

私自身も手術前にはそう思いました。

腫瘍マーカーとか画像診断、症状からだいたい検討はつくものです。

 

しかし、今回私は手術中の迅速病理検査結果では良性と出たけれど最終的な診断は境界悪性でした。

良性と思っていたものがそうでなかった場合のショックはとても大きいものです。

本当に驚いたし何を言われたのか一瞬理解できなかったんです。

その後は「良性って言ったのに、先生の嘘つき!」と先生を責める気持ちも湧いてきたし誰かを責めても仕方ないことだと思ったり、とにかく頭がぐちゃぐちゃな状態でした。

医療者がはっきり言えないのはこうなるのを避けるためです。

患者を苦しめないためにはっきりしないことは言わないってことを身をもって理解しました。